精神障害があると仕事はできないと、諦めないで!【映画】「あい-精神障害と向きあって」から学べること

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映画あいのチラシの画像

こんにちは。とーるです。

前回、自分の体験談も交えながら、統合失調症に関する記事を書かせていただきました。

⇒「統合失調症から仕事復帰した有名人の体験談から学ぶ、心の病や障害を持ちながらも仕事を続ける3つのコツ」

 

今回も引き続き、統合失調症に関する記事を書いていきますね。

今回は統合失調症などの精神障害をテーマにした、ドキュメンタリー映画のご紹介をさせていただきます。

 

精神障害のある中で、仕事ができるようになるためにはどうすれば良いのか、精神障害とどう向き合えば良いのかを、学ぶことができる映画だと思います。

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事業所に通う精神障害のある当事者たちが主役の映画です

事業所の名前は藍工房(就労継続支援事業所・B型)。

藍工房では藍染製品などを作る業務と、フレンチレストランの業務を行っています。それに加えて、絵画や陶芸などの芸術活動も行っています。

 

藍工房に通う当事者たちは、日々の生活や業務のなかで失敗したり、葛藤したりしながらも、様々な経験を経て、少しずつ時間をかけながら成長していきます。

 

藍工房の「働くとは競争ではなく、自己実現の場であるとの思いが、支援の基本」という理念に支えられて、自分らしい在り方、自分らしい表現方法を模索していくことで、当事者たちは元気になっていけるのだと思います。

 

藍工房に通う当事者の一人、ナカジマさんは藍工房での活動を通して元気と自信をつけて、今ではアルバイトもできるようになったそうです。

 

時間はかかるかもしれませんが、少しずつ地道に経験を積み重ねていくことが、元気になること、仕事につながっていくための、一番の近道なのだと感じました。

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主題歌の歌詞に込められた当事者の思い

映画の主題歌の作詞をしたのもナカジマさんなのですが、歌詞の中で個人的に一番印象的だったのは、次の部分です。

何にも信じないと決めていたのは自分で

いくつもの優しい手をふりほどいたのも自分だ

それでも何かを信じてみたかった 長い戦いの果て

迷いながらたどり着いた先は いつかみた夢のように

 

精神障害のある中でつらい状況にいる当事者ですが、実はその当事者自身が、周囲からの助けを拒んでしまっていることもある。

 

そのことに気づき、それでも諦めずにもがき続ける中で、「希望」を見出すことができる、そんな気持ちが表れていると思いました。

 

下記のYOUTUBE動画では、そんなステキな主題歌を聴きながら、映画の予告編を見ることができます。

 

今後の上映スケジュールと上映場所は、下記のオフィシャルサイトで確認できます。

⇒ドキュメンタリー映画「あい 精神障害と向きあって」オフィシャルサイト 上映スケジュール

 

また今回僕は、北海道亀田郡七飯町で開催された、第11回北海道ユニバーサル上映映画祭で映画を観てきました。

「映画のユニバーサルデザイン」をテーマにしたとてもステキな映画祭です。

下記に公式サイトのリンクを掲載いたしますね。

⇒北海道ユニバーサル上映映画祭公式サイト

自信を取り戻すためには

今回映画を観て感じたことは、精神障害の当事者たちは、自信を失ってしまっていることが多いということでした。

僕を含めた僕の周りの当事者たちもそうです。

だから元気になるために一番大切なことは、自信を取り戻すこと。

 

そのためには、まず自分の短所も含めたあるがままを認め、受け入れること。

そしてあるがままの自分はかけがえのない存在であり、ものすごい価値があるんだということに気づくことだと思います。

 

自分自身の価値に気づく方法については、下記の記事が参考になります。

⇒おどおど系男子必見!ビクビクおどおどを治す、克服するための方法

⇒引きこもりニート統合失調症を経験した自分がブログを書く理由

⇒自分に自信がない30歳代の男が、自信をつけて元気になるために工夫してきたこと

 

今回、「あい-精神障害と向きあって」を観ることができて、本当に良かったと思います。

精神障害と向き合うことは、自分自身と向き合うこと。

 

自分自身と向き合うことは苦しいこともありますが、その先には必ず「希望」が待っていると、僕は信じています。

 

さいごまで読んでいただきまして、ありがとうございました。

⇒統合失調症から仕事復帰した有名人の体験談から学ぶ、心の病や障害を持ちながらも仕事を続ける3つのコツ

⇒統合失調症の幻聴が治る方法!「バリバラ」で「べてるの家」の放送がありました!

⇒統合失調症の診断がついたことがありながらも、仕事復帰することができた理由について解説します。

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