統合失調症の診断がついたことがありながらも、仕事復帰することができた理由について解説します。

こんにちは。とーるです。
今日は、19才の時に統合失調症の診断がつきながらも、徐々に快復に向かっていき、仕事復帰することができた理由ついて、書いていきたいと思います。
具体的な方法論というよりは、とても抽象的なお話になります。
僕は統合失調症の診断から発達障害・アスペルガー症候群の診断へ変わるという経過をたどりました。
統合失調症や発達障害については、それぞれの当事者によって、たくさんの症状や状態がありますので、今日のお話はすべての人にとって役に立つとは限らないかもしれません。
ですが、参考になるところがあると思う方もいらっしゃると思います。
ですのであなたにとって、役に立つところだけを参考にするという読み方をしていただければ、幸いです。
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統合失調症から仕事復帰するまでのカギとなった考え方
それは、統合失調症という病気に対して、お医者さん任せにせず、主体的に考えるということでした。
お医者さんと患者さんは、フィギュアスケートに例えると名コーチと選手の関係に似ています。
フィギュアスケートではコーチは良いアドバイスはしてくれるけど、結局練習するのは自分です。
転んで痛い思いをするのも自分、大会の本番に演技するのも自分。
コーチとの相性が合う合わないがありますし、腕のいいコーチ、教え方のうまくないコーチ、色々いますが、そのコーチを選んだ責任も、最後は自分が取ることになります。
高い指導料を支払っても必ず結果がでるとは限らない、シビアな世界ですよね。
お医者さんと患者さんの関係にも、実は似たところがあるかもしれないと思うのです。
病気が良くなるかどうかは、お医者さんに任せきることはできず、最後は自分がその結果を引き受けることになります。
良いお医者さんを選ぶ眼力もつけなくてはいけません。
一番大切な考え方は、お医者さんに一方的に治してもらうという発想ではなく、病気を治す主体となるのは自分であるということです。
お医者さんはあくまでもその手助けをしてくれる存在なのです。
強力なサポートをしてくれるお医者さんもいるし、あまりサポートしてくれないお医者さんもいます。
厳しい話かもしれないけど、そのことを頭の片隅に置いておくことが大切です。
そうすれば、お医者さんにだけ頼るのではなく、今の自分にできることを、できる範囲でしていこうと思えます。
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健康になるために口に出して言うと良い言葉
自分にできることとして、口に出す言葉を意識するということがあります。
「だんだん健康になってるなぁ」「だんだん良くなってるなあ」この言葉を言い続けてほしいです。
僕は19才のときに診断を受けてから、時々口に出して言っていました。
内心では、ぜんぜん良くなってないし、どんどん病気は悪化しているなと思っていました(笑)
でも言葉の持つ力を信じて、言える時にだけでも、言っていたのです。
それと同時に、「具合が悪い」「病気が悪化している」「苦しい、つらい」などの言葉を、なるべく言わないようにしました。
すると年月が経つにつれて、じわじわと言葉の効果が表れてきたのでした。
良いセカンドオピニオンのお医者さんとの出会いや、良き仲間との出会いも起きてきました。
お陰で薬が減っていきましたし、発達障害のことにも気づき、だんだん健康に向かっていったのです。
何かわからないけれど、大きな流れの中で快復に向かう
口に出す言葉を意識することを続けると、論理的な説明をすることはできないのですが、ごく自然な大きな流れの中で、病気の症状や状況が快復に向かっていくことができたのです。
本当に、何かわからないけれど、だんだん良くなるという感覚なんです。
おそらく最大のコツは、否定的な言葉をなるべく言わないようにすることだと思っています。
否定的な言葉を言っていると、具合の悪い状態が維持されることはあっても、具合が良くなることはほとんどないというのが、僕の実感です。
「だんだん健康になってるなぁ」「だんだん良くなってるなあ」という言葉は、病気の症状を少しずつ良くしてくれますし、良い人の出会いも引き寄せてくくれます。
良い人との出会いを増やしてくいくことが、仕事に就くのに一番重要なことだと思います。
僕も良い人との出会いの積み重ねが、仕事を紹介してもらうことにつながり、仕事に就くことができたのです。
・統合失調症などの病気に対して、主体的に受け止め、お医者さん任せにせず、自分にできることをしていくこと。
・自分にできることとして、口に出す言葉を変えていくこと。
とてもシンプルなことで、それだけで良いの?と思われるかもしれませんが、実践しようとすると、なかなか大変です。
でも大変なぶん、実践していくことで、大きな変化を感じる時が来ると、僕は信じています。
そしてその結果、仕事復帰することも、十分に可能だと僕は思うのです。
今日の記事の内容が、あなたにとって少しでも役立つところがあれば、幸いです。
さいごまで読んでいただきまして、ありがとうございました。
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