資格試験の勉強の時には、どのような成長曲線を描いていくのか?について解説します。

(画像出典:Gerd Altmann – Pixabay)
こんにちは。とーるです。
資格試験の勉強をしている時は、合格できるかどうか不安になることがありますよね。
そんな時に少しでも心が軽くなるように、資格に合格する力が付く時は、どのような成長曲線を描くのかについて、お伝えしたいと思います。
僕はPCのエクセル・ワードの資格や、日商簿記2・3級を持っていますが、それらの試験勉強をしてきた中での体験談も踏まえての内容ですよ。
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「成長曲線」の仕組みを解説します
結論から言うと、資格試験の勉強は最初のうちは成長がゆっくりなのですが、あとになればなるほど成長スピードが増していくようになっているのです。
ですから最初のうちはかなりしんどい気持ちになりますが、勉強が進んでいくと、だんだん楽になっていくんだよ、ということを知っていただきたいなと思います。
ではその仕組みについてご説明しますね。
数字に例えてお話すると、試験に合格するのに必要な実力が、「1000」だとします。
そして最初に勉強をはじめると、実力が「1」になります。
勉強を続けていくと、実力の数値が「1」から「2」になり、「4」が「8」に「16」になりと、倍づつ増えていきます。
さらに続けていくと、「16」、「32」、「64」、「128」と合格するための力が少しずつ付いていくのです。
コツコツ勉強を続けていても、「1000」という合格力からみると、中々勉強がはかどらないないなあと、ヤキモキした気持ちになるのが、「128」くらいの時だと思います。
だけどここでひと踏ん張りすると、「128」から一気に「256」まで、実力が上がります。
10分の1くらいの進捗が、4分の1くらいまで進むので、目に見えての成果が出始めるんです。
そして次はもう「512」になり半分まで勉強が進んだかと思うと、その次は「1024」になり合格圏内の実力まで到達できます。
イメージが伝わりましたでしょうか?
このように資格試験の合格力の付き方は、最初の方は成長速度がゆっくりで、あとになればなるほど、成長速度が速くなっていくんです。
合格力が付くまでの具体的な流れ
次にまた別の角度から成長の仕方について、お伝えしますね。
僕が簿記の資格を取ったときの、合格までの流れに例えます。
まず勉強をはじめたときには、基礎的な知識を得るために、テキスト(教科書)を勉強することになります。
基本的な用語やルールを1から学んでいくことになるんですね。
最初はあまりに基礎的な内容過ぎて、合格までの道のりがずっと遠くに感じます。
がんばってテキストを終えたときの実力は、先ほどの数字で例えると、「64」といったところでしょうか。
まだまだ目標の「1000」の10分の1以下です。
次は練習問題
そして次にテキスト(教科書)の知識を踏まえて、練習問題に取り組むことになります。
試験問題に近い内容のものに取り組むことになり、難しくて中々解けなくて苦戦すると思います。
それでも粘り強く取り組むことで、なんとか解けるようになってきて、「128」~「256」の力が付きます。
ここのあたりで、勉強への手ごたえが感じられるような段階になってくるのではないでしょうか。
仕上げの過去問題
そして実力が一気につくのが、ことあとの過去問題に挑戦する時なんです。
本番の試験の過去に出題されたものを、本番と同じ流れで解いていく、過去問題に取り組むことで、実力は飛躍的に伸びます。
基礎的な知識の点と点がつながり線となり、なぜこれまでの勉強が必要であったのかが理解できてきます。
そして過去問題を繰り返し解いて、合格点を出せるようになっていくことで、実力がついたことをはっきりと自覚できるようになるのです。
この勉強が「256」から「512」、「1024」の段階になります。
こんな感じの流れが、僕が経験した資格試験の勉強の進み具合でした。
合格までの流れを知って「モチベーション」を保とう
勉強の最初のほうは基礎的すぎて、嫌になってしまうこともありますが、かといって基礎をおろそかにしても、実際の問題を解けないし…、というジレンマに陥るんですよね。
僕は資格試験のたびにそう思っていました。
でも過去問題に取り組む段階まで進めると、ゴールが見えてくるので、やりがいが持てるし気持ちも楽になるんです。
今資格試験の勉強に取り組んでいて、勉強が辛いなあと感じている人は、ぜひ諦めずにコツコツと歩みを進めてほしいなと思います。
資格試験の勉強は最初が大変で、あとの方がやりやすいんだと知ることで、勉強を進めるモチベーションアップにつながってもらえると嬉しいです。
資格試験の成長も、人の成長も同じ?
あと余談なんですが、資格試験の時の成長の仕方と、人生における人の成長も同じかもと思います。
僕が心の病・ひきこもりの時から、仕事ができるようになり、心も経済的な面でも豊かになっていく過程も同じ流れだと感じました。
最初のほうは努力しても成長を感じにくくて、いっそのこと努力をやめたほうが楽なんじゃないかと何度も思いました。
行動しても失敗ばかりで、良い成果が出にくかったです。
だけど学んだこと、経験したことが積み重なっていくと、人生が少しずつ好転していき、自分の想像以上の大きな良いことが起きるようになってきました。
良い状態になればなるほど、そこからの努力はしやすいし、スムーズに物事が進んでいけるようにもなります。
なので資格試験の勉強と、人生の勉強?には共通点があるなあと思いますよ。
ただスパンでいうと、資格試験の方は数か月から1年半くらいでのことですが、人生のほうは16年かけてだんだん良くなっていったので、人生を良い方向に進化させようとするのは時間がかかりますね。
でも今思うのは、諦めずに努力をして良かったなということです。
努力は報われるといいうのは、本当だと実感しています。
向いてない勉強はやめちゃうのもアリ
ただ一つ思うのは、資格試験などの勉強において本当に嫌で、自分には向いてないと思った時はやめるのも大切な判断かもしれないです。
僕も簿記は2級までは取りましたが、1級の勉強をやってみて、この道をこのまま進むのは違うなと思って勉強をやめたんですよね。
自分の心に聴いてみて、自分の本当に進みたい方向にエネルギーを注げるのが1番だと思いますよ。
自分の好きなことをするというテーマの記事も、参考にしてみてくださいね。
⇒自分の好きなことをする人生は、周りから認められる効果があります。
さいごまで読んでいただきまして、ありがとうございました。
⇒資格試験の勉強中に不安になったら、元気が出る言葉を自分にかけてあげよう!
⇒自分の好きなことをする人生は、周りから認められる効果があります。
⇒本を読むことで人生の道が開けた話。読書にはすごい効果がある!
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