斎藤一人さんのおすすめ本、司馬遼太郎の「新史 太閤記」から学ぶ成功者の考え方(その2)

こんにちは。とーるです。
昨日「斎藤一人さんのおすすめ本、司馬遼太郎の「新史 太閤記」から学ぶ成功者の考え方(その1)」という記事をアップしましたが、今日は早速その第2弾の記事を書きたいと思います。
「新史 太閤記」は、豊臣秀吉が農民の立場から、どのようにして天下人まで出世していくことができたのかを描いた小説です。
斎藤一人さんが数年前におすすめしていたのをきっかけに、僕も読ませていただきました。
「新史 太閤記」を読んで学んだ、豊臣秀吉という成功者の考え方や行動の仕方について、お伝えしていきますね。
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秀吉は陽気さで周囲を明るくしていた
豊臣秀吉は陽気で明るい性格をしていました。
大きな声で人のことをよく誉めて、場の空気を盛り上がるのがうまかったのです。
このことはとても重要で、戦(いくさ)が長引いたときは兵士たちの士気が下がってしまうものですが、秀吉がみんなに明るく声をかけることで兵士たちの士気が下がらず、戦への勝利に大きく貢献することができたのです。
一方秀吉の優秀な右腕に竹中半兵衛という有名な武将がいて、戦いで指揮を執って大きな功績をあげていました。
ですが半兵衛は周囲を明るく盛り上げるタイプではなかったようです。
やはりこの男は将領になって百万の人心をつかむよりも、芸術家としてわが芸の表現を愉しむほうの側の器量らしい。
(「新史 太閤記(上)」 348ページより引用)
「新史 太閤記」では、半兵衛のことをこのように表していました。
秀吉と半兵衛、どちらも軍師として天才的な才能を持っていたのですが、このような性格的な違いがありました。
どちらのあり方もそれぞれ魅力的だとは思いますが、たくさんの人の上に立つ天下人のような成功者になるためには、秀吉のように周囲を明るくする陽気さが必要になるのではないでしょうか。
ちなみに話はそれますが、「新史 太閤記」に出てくる半兵衛のセリフを読むときには、NHKの大河ドラマ「軍師 官兵衛」で半兵衛役を演じた谷原章介さんの声を想像しながら読んでしまいます。
セリフと谷原章介さんの声がぴったりと合っていて、イメージがしやすいです 笑
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秀吉は大きな目標を持っていた
秀吉と半兵衛にまつわるエピソードで、このようなものありました。
半兵衛がまだ秀吉の味方になっていないとき、秀吉は半兵衛を訪ねて、味方として協力してくれるように何度も説得します。
しかし半兵衛はなかなか説得に応じてくれません。
その時に秀吉の口から出た言葉が、「天下統一のために」という言葉でした。
この言葉を聴いた半兵衛は、天下を取るという大きな目的のために自分の力が発揮できるのならばと、秀吉に協力することを承諾したのです。
織田信長の天下統一を支えるという大きな目標が秀吉にあったからこそ、半兵衛の心を動かすことができたのでしょうし、やがて本当に秀吉自身で天下統一を実現することができたのだと思います。
豊臣秀吉という天下人が実践していた成功するための考え方は、現代を生きる僕たちにも大いに参考になりますね。
昨日に引き続き2日連続で、「新史 太閤記」について書かせていただきました。
斎藤一人さんがおすすめして下さる本は、いつも本当に素晴らしいです。
斎藤一人さんがおすすめして下さった本はまだまだありますし、斎藤一人さんのご著書もたくさんありますので、これからもブログでご紹介していきたいと思います。
さいごまで読んでいただきまして、ありがとうございました。
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