ニセコエクスプレス引退。観光列車でJR再生し、北海道新幹線赤字解消につなげることはできるのか。

こんにちは。とーるです。
今日テレビを観ていたら、2017年11月4日(土)ニセコエクスプレスが引退したことや、JRの観光列車についての特集を放送していました。
僕は番組ではじめて引退や観光列車のことを知ったので、ニセコエクスプレスや鉄道について、詳しいわけではないです…。
ではなぜ今回こうして記事を書いているかというと、番組では観光列車を活用し、維持の難しい赤字路線の解消につなげるための取り組みについて、伝えてくれていたからです。
そして、ちょうど今朝の新聞では、北海道新幹線の赤字額が54億円で、JR北海道全体としては、110億円となる見込みとの発表をしていました。
僕は北海道函館市に住んでいるので、JR北海道に関する話題は、決して他人事ではないと思っています。
JR北海道や、新幹線が元気になってくれれば、北海道全体や函館も元気になって、活性化しますからね。
そんな中で自分が番組を見て感じたこと、思ったことを書いていきますので、どうぞお付き合いいただければと思います。
スポンサーリンク
ニセコエクスプレス引退の理由
詳しくないので、色々と調べてみました!
ニセコエクスプレスが引退するのは、老朽化が直接の原因というわけではないようです。
29年の歴史がありますが、それだけ活躍してきた割には走行距離がそれほどではないとのこと。
それよりも、部品が生産中止になっていて修理が困難であることと、新品に交換するには車齢を考えると、そこまで多額の費用はかけられない、ということが引退の理由みたいですね。
あと近年はあまり活躍の機会のない余剰車両となっていたので、その維持管理費用の削減の意味合いもあるかと思います。
上記のことを調べるのに、「北海道の鉄道情報局」さんの記事を参考にさせていただきましたので、リンクを掲載いたしますね。
⇒ありがとう、ニセコエクスプレス!29年の歴史に幕 | 北海道の鉄道情報局
⇒ニセコエクスプレスが今年11月で引退へ | 北海道の鉄道情報局
鉄道についての情報がまとまっている、とてもわかりやすいサイトです。ありがとうございます!
観光列車を活用した地域活性化の取り組み
ニセコエクスプレスは残念ながら引退してしまいましたが、ニセコエクスプレスのような余剰車両を活用して、観光列車を走らせるモニターツアーが企画・実施されたということをTV番組の特集で放送していました。
まずはモニターツアーを実施することで、観光客のニーズや動向を把握したり、ツアーの運用体制を検討する目的があるんですね。
番組の中では、旭川駅から出発するツアーについて取り上げられていて、名寄市の煮込みジンギスカンを観光客のみなさんにふるまっていてとてもおいしそうでしたよ。
注目だったのは、料理を提供するのを地元の住民の方々に協力してもらって、地域全体でツアーを盛り上げようとしていたことです。
観光列車が走ることで、利用客の少ない路線にも人が集まるようになるし、地域にも経済効果があるわけですね。
ですからこのモニターツアーは、JR、行政、地域住民、旅行会社が一体となってスクラムを組んで、みんなで協力して成功させようとしていたのです。
モニターツアーは2017年10月28・29日に行われたばかりで、検証はこれからだと思いますが、今回の企画をもとに、観光列車の事業が良い方向に進んでいってほしいなと思いました。
そして、こういったツアーが人気となっていけば、このツアーの参加を目的として、北海道新幹線の利用客が増える可能性もあると思います。
道南にもながまれ海峡号(道南いさりび鉄道)がありますし、これからの展開が楽しみですね。
スポンサーリンク
新幹線の赤字を解消するには
その解決策のヒントなるものが、観光列車を活用した取り組みの中にあるのではと思いました。
観光列車が成功すれば地域の魅力が増えて、新幹線の利用客が増えるかもというのもありますが、僕がお伝えしたいことは他にもあります。
それはなにかというと、利用客の少ない路線の再生や、地域の活性化という課題解決のために、知恵を絞ってみんなで協力して、ことをなしていくという姿勢です。
北海道新幹線の赤字の解消というのは、JRの方々だけではなく、地域や行政、地域の企業など全体で取り組んでいかないと、解決できるような課題ではないと思うんですよね。
しかもたくさんのお金を投入すれば良いというものでもないですし。
むしろ、どうやってお金(経費)をかけずに効果的にお客さんを呼んだら良いのか、みんなで考えて、行動していく必要があります。
良いアイデアを考えて行動していくというのは、そう簡単なことではないので、じゃあ一体どうしたら良いのだろうということなんですが、僕が今思いつくことが、1つだけあります。
それは、僕を含めた地域の人、1人ひとりが、よりいっそう魅力を磨いていけば良いのではということです。
たとえば、いつもより笑顔が多くなること、話す言葉がほんの少し前向きで明るい内容になること、聞き上手な人になっていくこと、このようにお金をかけずに、できるだけ素敵な人になる心がけをすることが大切だと思います。
素敵な人が増えれば、地域全体の雰囲気も素敵になり、知らずしらずのうちに人が集まる、また行きたくなる場所になっていくと思うからです。
そうなれば自然と、新幹線の利用客も増えて、赤字から黒字になっていけるのではないか…という希望的観測を持っています。
直接的に効果の見えない地道な方法ですが、僕自身、今より少しでも自分の魅力を磨いて、それが間接的に、新幹線の赤字の解消、ひいては、地域の活性化にもつながれば良いなと思います。
さいごの結論はとりとめがなくて、あまり説得力のない話だったかもしれません…。
でも今僕が思っていたことをありのままに書いてみました。
読んでくださったあなたにとって、なにか参考になる部分があれば幸いです。
今日も最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
⇒ひきこもりが斎藤一人さんの言霊を実践中に直面した笑顔の修行とはなんぞや?
スポンサーリンク