「自分とか、ないから。 教養としての東洋哲学」を読み、親鸞の教えに心が楽になりました。

こんにちは。とーるです。
先日ブログでご紹介していた本、「自分とか、ないから。」をほぼ読み終わりました。
あとは巻末の参考文献と、東洋哲学のおすすめの本の部分だけです!
本書からはたくさん刺激を受けたのですが、今の僕にとくに刺さったのは、5章の親鸞の哲学でした。
「善人なおもて往生をとぐ、いわんや悪人をや。 『歎異抄』第3章」
こちらの親鸞の言葉を、著者のしんめいPさんは、「ダメなやつほど救われる」と意訳なさっています。
僕はこの文章を読んで、「あ、自分もダメなままで良いんだ」、と救われました。
ダメな自分から、ダメじゃないすごい自分へを成長させていきたいと思っていたりもしていたのですが、ダメなままの自分で良くて、そのダメな自分でも十分すごいんだ、と言ってもらえたように感じています。
親鸞のこちらの言葉は、学校の教科書で読んだ記憶があるのですが、心を楽にしてくれるありがたい考え方だったんですね。
僕はダメな自分だし、欲もたくさんあるけど、そんな自分だから良い。
そう思って過ごしていた方が、自分にも人にも厳しくする必要がなくなり、優しい氣持ちになって、自分も笑顔になるし周り人の笑顔でほっこりといられるじゃないかな。
「自分とか、ないから。」はとても面白く読めてためになり、氣持ちが楽になる本だと思います。
(PR)
東洋哲学の考え方は、人生を軽やかに生きるためのサポートをしてくれることを感じました。
そして実は、東洋哲学の概念は、僕が現在学んでいるコーチングにおいても、とても大切な土台となっているのです。
自分というものは本質的にはない、自我というものはないからこそ、自分はなりたい自分になっていけるというコーチング的発想につながります。
このことについては、ここでは説明しきれませんので、またいつかお伝えする機会があればと思います。
さいごまで読んでいただきまして、ありがとうございました。
「あなたはどんな自分にもなれるとしたら、どんな人生を歩んでみたいですか?」
⇒斎藤一人さんおススメの本を読むことで、人生の道が開けていきました。
⇒ひきこもりを脱出するまでには、行動できない時期がほとんどであることについて
⇒「引き寄せの法則」と「原因と結果の法則」を実践する時に一番、大切なこと