英文法の基礎力を鍛える本、大岩先生の「いちばんはじめの英文法」の感想をシェアします。

こんにちは。とーるです。
今日は僕が昨年(2021年9月)からはじめた英語学習で、最初に取り組んだ本、大岩先生の「大岩のいちばんはじめの英文法【超基礎文法編】」についてお伝えしますね。
中々ブログ記事にできず、読了してから4か月もたってしまいました。汗
本書を読みはじめてから、読了までにかかった期間は、ちょうど3週間ほどですね。
終わってみると3週間はあっという間なんですが、学んでいる途中はけっこう長く感じました。
じっくり理解しようとすればするほど、時間をかけたわりにページ数が進まず、いつになったら読み終えられるのかなあ…って氣持ちになったんですよね。
でもめげずに少しずつでも前進していると、やり遂げられるのがわかりました!
結果的に3週間と順調なペースで終えられたことも、自信になったと思います。
本書を読んで学べた点はたくさんありますが、とくに仮定法ってどういう意味なんだろう?っていう疑問が解消されたのは大きいです。
仮定法は仮定の話だから、現在のことでも過去形の動詞と、過去形の助動詞を使ったりして表現するんですよね。
仮定法について学ぶ前は、よく知らなくて不安でしたが、学んだことで安心できました。
本書では他にも、関係代名詞・比較級など、英文法の基礎であり大切な事項を改めて学ぶことができました。
受験生時代にあやふやだったことを整理できて、嬉しいです。
そして英文法の全体像をひととおり学び、参考書を1冊、自分の力で読み終えられたのも、大きな成功体験となりました。
ではここからは、本書で関係代名詞と比較級を学んだ際の感想を、書いていきますね。
関係代名詞は意外とわかりやすいかも
関係代名詞の講義に入る前は、少しドキドキしていました。
なぜなら僕は、関係代名詞が英文法の1番のヤマ場と思い、学びを進めてきていたからです。
でも関係代名詞の講義を学んでいて、「あれ?関係代名詞って、意外と難しくないかも」と思えたんですよね。
関係代名詞の役割というのは、すごくざっくりと言うと、先行詞と呼ばれる名詞を修飾(説明)する文を作り出す言葉、と言えるのかなと思います。
このことが理解できてきたら、関係代名詞がむしろ好きになったかもしれません。笑
関係代名詞の講義に入るまでに学んできた、不定詞や動名詞、分詞の学習の方が僕にとっては難しかったですね。
不定詞と動名詞、分詞は、いわゆる準動詞と呼ばれる仲間たちです。
準動詞は動詞としての機能のほかに、名詞や形容詞、副詞の役割を担うのですが、その使い分けが思っていた以上にややこしかった…。
薬袋善郎先生の「英語リーディング教本」に掲載されている、「Frame of Referenceの要点」を暗唱してなかったら、「いちばんはじめの英文法」を学ぶのにもっと苦労していたと思います。
ここで「英語リーディング教本」と「Frame of Referenceの要点」というワードが出てきました。
「英語リーディング教本」と「Frame of Referenceの要点」については、「英語の学び直しに活用しているテキスト(参考書)は英語リーディング教本です」という、当ブログ記事で解説していますので、ご参考にしていただけますと幸いです。
今実感しているのは、英文法は、英語の構造を理解しながら学ぶと楽しいということです。
僕のように英文法を理屈でじっくり学びたいタイプは、「いちばんはじめの英文法」のような基礎的な英文法の参考書を学んだあとに、「英語リーディング教本」にチャレンジすると、英語の構造がわかる楽しさに目覚めちゃうかもしれません。
ただ一点お伝えしたいのは、「英語リーディング教本」は決して簡単な本ではなく、Amazonのレビューなどでも難しいという感想があります。
でも僕もそうなのですが、一生懸命に本書の内容を理解しようと取り組んでいくと、確実にわかるようになりますし、英語を読む実力が養われていく充実感があります。
そういう意味ではとても面白く学べる本なのですが、合う合わないもあることとは思います。
「英語リーディング教本」での学習をお考えの際には、ぜひその点は十分にご考慮いただけますと幸いです。
比較級って何?って思っていましたが…
比較級については、中学・高校である程度学んだはずなのに、全然理解できてなかったです…。
比較級は形容詞や副詞を比べることができる、という説明を読んで、そうだったのか!と腑に落ちました。
ここまで学んできた文法は、ポイントが動詞にありましたが、比較級の表現だと、形容詞と副詞にスポットライトが当たるんだなあと思ったんです。
比較級の仕組みがはじめて理解できた氣がしています。
品詞を意識しながら学んでいると、色々面白い発見がありますね。
上記の文章の中で、準動詞の使い分けがややこしかったと書いたのですが、使いわけ方について色々調べてみましたら、規則性が見えてきて、理解が深まりました。
ややこしいと思っていた文法も、型や仕組みがわかると面白くなってきますね。
英文法の基礎は、大人になって学んでも、楽しいし成長を実感できるのが良いなあと思います。
薬袋先生の本でさらに学びを深めていきます
英文法はコツコツ学んでいくとすごく楽しいです。
「いちばんはじめの英文法」と「英語リーディング教本」で学んだことを軸にして、次のステップに進んでいっています。
薬袋先生の「英語リーディング教本」のドリル編の、「英語リーディング教本 ドリル」を解き終えることができました。
そして今は薬袋先生が、TOEIC対策として書いた英文法の本「TOEICテストスーパートレーニング 基礎文法編」に、取り組んでいます。
少しご説明しますと「英語リーディング教本 ドリル」は、「英語リーディング教本」を学び終えている方か、学び中の方を対象にした、ドリルとなっています。
「TOEICテストスーパートレーニング 基礎文法編」は、「英語リーディング教本」で学んだ内容の復習になるのと、「英語リーディング教本」では触れられていない、細かい文法事項や語法について学ぶことができます。
ただTOEICの学習という意味では、2000年が初版の本で、2016年のTOEICの新形式への移行に対応しているわけではないので、TOEIC対策が目的でしたら、新形式に対応した別な本をお求めになるのが良いと思います。
それと本書は今はもう絶版になっていて、Amazonではプレミア価格が付き、値段が高くなっているので、その点にはご注意くださいね。
僕は薬袋先生の本で、薬袋先生の解説にたくさん触れたかったので、「TOEICテストスーパートレーニング 基礎文法編」を買いました。
ちなみに僕は中古ですがかなり状態が良いものを、2,100円くらいで買えたのでラッキーでした♪
繰り返し学ぶことが力になります
今日は大岩先生の「いちばんはじめの英文法」を学んだ感想をお伝えさせていただきました。
薬袋先生の本で学びながらも、大岩先生の本を折に触れて、何度も読み返していますので、それぞれの本で関連するところには、参照のページを書き込んで、確認しやすくしています。
繰り返し学ぶことで理解が深まり、知識もがっちりと定着していくのが楽しいです。
これからも英語学習を通して学んだこと、氣付いたことをシェアしていきますね。
さいごまで読んでいただきまして、ありがとうございました。
あなたにすべての良きことが、雪崩のごとく起きます。
⇒英語の学び直しに活用しているテキスト(参考書)は英語リーディング教本です
⇒学習したことを記憶に定着させるコツ。英語学習中は間違いが宝になる
⇒英語の本を読めるようになるには、基礎文法を勉強するのが良いと実感しました
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