成功している人はなぜ神社に行くのか 感想・内容・口コミを書きます【八木龍平 著】

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本の表紙の画像

(引用:Amazon)

こんにちは。とーるです。

今日は、とても深い気づきを得られた本について、書いていきますね。

その本は、八木龍平さんの成功している人は、なぜ神社に行くのか?です。

 

なんと発行部数が25万部を突破しているベストセラー本!

神社についての知られざる秘密を解き明かしてくれています。

そんな大ヒット本について、僕がとくに良いと思った部分の、内容と感想(口コミ)を書いていきますね!

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著者の八木龍平さんは、なんと科学者!

神社というスピリチュアル的な内容を扱った本なのに、著者の方が科学者というのは、とても珍しいですよね。

八木龍平さんはデータ収集や統計学の専門家なので、神社の見えない仕組みを論理的にわかりやすく説明してくれています。

 

そんな著者さんからの詳しい解説により、神社での祈り方や、神社が祈りの集合体であるということなど、神社についての理解が深まり、知られざる神社の秘密を知ることができる本なんです。

失敗から神様が生まれるという秘密

そんな神社の秘密の中でも、とくに僕が心惹かれた部分があります。

それが実は神様も挫折を経験しているということでした。

 

例えば、戦国時代の武将、武田信玄も先勝祈願をしていた、諏訪大社のタケミナカタノカミは、軍神として祀られています。

ではタケミナカタノカミは戦いで、どんな華々しい活躍をしたのかと言えば、実は「古事記」の国ゆずりの神話の中で、大敗しているのです。

 

なんで大敗しているのに軍神になれたの?ってことなんですが、実はそれゆえに、タケミナカタノカミは、素晴らしい神様になれました。

それぞれの神様の得意分野を「ご神徳」というのですが、「ご神徳」は挫折と後悔から生まれるのだそうです。

 

「あとに続く人たちに、自分と同じようなひどい目にあってほしくない」と願うことが、神様の「ご神徳なのですね。

ですから、タケミナカタノカミは大敗をして悔しい想いをしたからこそ、みんなには自分と同じ苦労をさせたくないと思う気持ちが誰よりも強くて、軍神になったというわけなんです。

火の神様「カグツチ」と、安産の神様「イザナミ」のエピソード

他にも静岡県の秋葉山に祭られているカグツチという神様のエピソードもあります。

カグツチは火災を防ぐ神様なのですが、神話の中では、生まれたときに母神であるイザナミに火傷を負わせて、死なせてしまっています。

 

しかも怒った父神であるイザナギに首をはねられて殺されてしまうという…。

カグツチは、火によって誰よりも痛い目にあったために、火の神さまとして祭られているのですね。

 

さらに、イザナミがカグツチを生んだとされる三重県熊野市の産田神社には、イザナミが「安産」の神として祭れているのです。

カグツチとイザナミは、それぞれが挫折を経験したできごとによって、「ご神徳」を得ているということになりますね。

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ダメダメな人ほど神様みたいになれる?!

ということは、失敗や挫折をたくさんしている人ほど、神様みたいになれるということになるのではないでしょうか?

神様みたいにというのは極端かもしれませんが、失敗や挫折の経験がたくさんあれば、それだけ、自分と同じ目にあってほしくないという思いを多く持つことができます。

 

その思いが使命感となり、行動の原動力になります。

僕がこうして「心が明るく元気になるブログ」を書いているのも、もともと、「心が暗く元気がなくなってしまった」から。

そんな辛い状態から、読者などを通して学びながら、一歩いっぽ進んで、元気を取り戻してきました。

 

だから、僕と同じように悩んだり苦しんだりしている人に、少しでも心が軽くなってほしい、役に立つ情報を届けたい、そう思ってブログを書こうと思ったのです。

こう思うことは、タケミナカタノカミや、イザナミ、カグツチたちが、自分の挫折や後悔を、自分のあとに続く人には味わってほしくないと願ったことと、同じだなあと思いました。

 

ですから、あなたが今、大変な状況にいて辛い思いをしていて、悩んでいたとしても、その状況であることそのものが、いずれ必ず誰かのための救いになるだと、信じてほしいのです。

 

そして誰かのために願い、役に立ちたい、貢献したいという気持ちが芽生えたときに、あなたの悩みは解決へと向かっていくのではないかと、僕は思います。

「成功している人は、なぜ神社に行くのか?」読んでいて、そんな感想を持ちました~。

おまけにもう1つ気づいたこと!「嫌われる勇気」との共通点

アドラー心理学について書かれた「嫌われる勇気」の中でも、とても大切なこととして、「他者貢献」という言葉がでてきます。

他者のために役に立つことをしようという意思を持つことが、幸せを感じて生きることにつながるのだと書かれています。

 

東洋の神社の考え方と、西洋の心理学の思想に共通点があるのは、とても興味深いですね。

本当に大切な真理というのは、場所や時代にかかわらず、いつも不変なのだと感じました。

 

挫折をしているからこそ、神様になれたなんて、「成功している人は、なぜ神社に行くのか?」を読むまで、まったく知らなかったです。

このこと以外にも本の中には、まだまだたくさんの神様や神社の知られざる秘密が書かれていますよ。

ではでは、今日も最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。

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